当社は、”地圏”の社名にもあるように、地質や地盤・地下水に関する調査・解析ならびに、地盤工学をベースとした土木設計を主な技術分野としています。得意とする活動領域はおおむね地表面（ＧＬ）より下層といったところでしょうか。
中核となる事業は多岐にわたりますが、河川堤防や道路事業に関する調査や設計、岩盤で構成される石油備蓄施設や鉱山の維持管理・設計、トンネル掘削したときの河川水量への影響調査、豪雨災害時の地すべり探査や災害復旧も当社の得意分野です。近年では、防災上の視点から活断層に関する調査、企業として地球環境問題への取組を強化することとしており、カーボンリサイクルや洋上風力、放射性廃棄物の地層処分等への取り組みも進めています。
このような事業を推進するためには「人」が欠かせません。当社では、学生時代に地質学を学んだ方と工学系で土木・建設を学んだ方が、一緒に意見交換しながら仕事を進めています。異なった視点で一緒に取り組めば、新たな成果や価値がそこに生まれます。技術者の育成は、当社が最も力をいれてさまざまな制度や施策を進めているところです。
2010年に東証プライム上場の建設コンサルタント株式会社建設技術研究所のグループ会社として発足し、グループ内での地質と地盤工学を得意とする専門会社として成長を続けています。
社員数は決して多くはありませんが、一人一人の顔が見え、『働きやすくそして楽しい』をモットーに、社員全員で職場づくりを進めています。